「原点」と「頂点」

私と息子のテニスレッスン日記が中心です。あと、子育ての事、キャンプの事、そして車(メガーヌR.S. CUP-S、ミニ ジョン・クーパー1000)の事も時々。

愛車4号:ルノー アヴァンタイム 5AT(Renault AVANTIME)

過去所有の車です。

ルノー アヴァンタイムRenault AVANTIME)。
黒(ブラック)でオールペイントされた中古の個体を購入。

所有期間は2010年8月〜2012年3月までの1年8ヶ月程。

真正面が一番かっこ良い!
※歪みの無いレンズならもっと肉眼に近いんですけどね。残念。
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真後ろも良いんです!
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真冬にこんな不思議な結晶も。
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【購入まで】
子供が二人になり、チャイルドシートとジュニアシートをそれぞれ一脚つけると、
シトロエンC3では流石に狭い。

嫁さんは問題無いのだが、私は運転席では本来のシート位置より前にしなくてはならないし、
助手席ではグローブボックスに膝が当たって真っ直ぐ座れない状態。

更に、クイニーバズ(Quinny BUZZ)という大きなベビーカーはトランクをほぼ占有してしまう。
※折り畳んだ状態で幅64cm×高さ85cm×厚み37cm

ちょっとした旅行は勿論、普段のオムツの箱買いやスーパーのまとめ買いでも
トランクに積めないことが多くなってきた。

C3自体は全くもって快調だったのだが、ライフスタイルには明らかに合わなくなってしまった。

そして、念願のキャンプをするには大きな荷室のある車が必須なのでいよいよ乗り換えを決意した。


条件はこんな感じだった。

・キャンプ道具も積めるトランク容量がある
・スタイリッシュで個性的である
・運転していて楽しい気持ちになる


候補車は

1.アウディー オールロードクワトロAudi Allroad Quattro)
2.シトロエン C4ピカソ(Citroen C4 Picasso)
3.ルノー アヴァンタイムRenault Avantime)


1.アウディー オールロードクワトロAudi Allroad Quattro)
以前よりギラギラしていない端正なデザインと芯の通ったコンセプトに惹かれていた。
キャンプとの相性も良さそうなので候補にあげてみたが、荷室が意外に大きくないことと、
嫁さん曰く「ウッドパネルがおっさんくさい」ということで、実車を見ずに落選・・・。


2.シトロエン C4ピカソ(Citroen C4 Picasso)
荷室容量も十二分。
ビジオスペースとインテリアデザインで、運転席に座るだけで何故だかニコニコしてしまう。
懸念の6EGSもC3のセンソドライブで免疫有り。
以前に試乗もしており大本命です。


3.ルノー アヴァンタイムRenault Avantime)
荷室容量は意外とありそう。
問答無用に個性的。
オープンエアにすると、さぞかし愉快だろう。(妄想)



C4ピカソが本命ではあったものの、どうしてもアヴァンタイムが捨てきれずという状態。
これはもうアヴァンタイムの実車を見て判断するしかない。

中古車サイトで検索すると、近畿圏に1台、東海にも1台しかない・・・。
両方とも見に行きました。


まずはイリアッドブルーのアヴァンタイム。念願のご対面です!
「・・・あれ?なんだかやれているからかオーラもなく、ワクワクしない・・・。」
エンジン音も「ぶごぉお〜〜〜」、サンルーフも「ガーーーガッ、コ・・・」
整備前の状態とはいえ、かなりの肩透かしをくった気分。

不思議とシートに座る事もせず、室内に入る事もせず、しばらくじーっと眺めていました。
親切に試乗も勧めて頂きましたが、何だかお断りしてしまいました。

ここで、一旦アヴァンタイムは諦めようと思ったのですが、
もう1台の黒のアヴァンタイムが何だか気になって・・・。

悶々とする私を見かねたのか、嫁さんが「気になるならもう1台気軽に見に行こうよ」と
女神のような優しい言葉をかけてくれました。


前回とは違い、あまり期待せずに平常心で黒いアヴァンタイムを見に行ってみると・・・
「これ良いやん!前のと全然違うやん!」

他のカラーではボディー下部をブラックアウトしてクーペスタイルを強調しているのだが、
この個体はボディー自体を黒とすることで塊感がでてる。

オリジナルのデザインコンセプトが台無し?など好き嫌い、賛否両論はあるだろうが
実車を見た瞬間、「おお!良い!」というのが素直な感想だった。
嫁さんも、これはかっこ良いと。



トランクも広い、スタイリッシュ、2ドアだが何とかなりそう。
ライフスタイルをアヴァンタイムに合わせる感じの思考になってます。

「今しか乗れない。これがラストチャンスに違いない。」

「『僕を連れて帰って』って顔してたな〜」と嫁さんに言うと、
「頭おかしいんちゃう?」ってことを言われましたが、確かにそう言っているように思いました。


タイミングベルトの交換など、気になる部分もしっかり整備してくれるとのことでしたので、
いつも通りショップを信頼し、車輛状態などはほぼノーチェックで購入することにした。

とにかくこの「黒いアヴァンタイム」に乗りたかったのだ。




【所有してみて】
長くて重いドアを開け乗り込む事自体がちょっとしたイベントです。
普通はドアのゴムシールを上手く配して「バム」っという重厚感を演出するところが、
こいつは「ズン」と、何とも力強い独特な開閉感を与えてくれます。

ドアを閉めれば、そこは最高の個室。あー贅沢。
最高のシートと相まって、まったりとなんとも居心地が良いのです。

エンジンはクリオV6にも搭載されるV6エンジン。
どこかジェット機を思わせるような「しゅるるるーーー」という感じの加速フィールも好きでした。


直進安定性は超が5つ付くほど最高!本当に最高!
一度、福井県東尋坊界隈への往復400Km程度の日帰り旅行を敢行しましたが、
アヴァンタイムでなければ途中で挫折していたと思います。
※個人的にはC4ピカソより上だと感じます。

ワインディングでは同乗者がいると飛ばす「気」にならない。
ポテンシャルはあるのだと思いますが、そもそものゆったりとした乗り味を楽しみたいのと
頭が重くアンダーステア傾向で、ブレーキ容量が不足気味な「気(感覚)」がするので。
※個人的にはC4ピカソの方が上だと感じます。

本当に気持ちが良いので高速道路を使った遠出をしたくなる車でしたね。


窓を全開にして走ると、結構目立ちます。
京都の中心を走っていた時、アヴァンを見た外国人が頭を抱えて驚いていました。
あまりにすごいリアクションだったので、こちらの方が驚いてしまいました。(笑)


キャンプにも行きましたが、結構な量のキャンプ道具が積めます。
十二分にファミリーカーとして活用できます。
ベース車輛がエスパスというのも納得です。


乗り心地を語るのは意外と難しいですね。
と言うのも、タイヤ、ブッシュ、スプリングなどの「温度」の影響によって
乗り味が大きく変わると感じたからです。

これまでの車では気温、湿度、気圧などで「エンジンフィーリング」が変わる事は経験していましたが、
乗り味がこんな風に変わると感じたのは初めてでした。

おそらく、「何を売りにしているか?」ということと関係があるのだと思いますが、
乗り味、空間、時間を売りにしているアヴァンだからこそ、そこに気づいてしまいます。

そこそこ温まってくると「これこれ!」って言う、良い塩梅の乗り心地になります。



客観的に自分の嗜好を振り返ってみると、
アルファロメオが作りたい車を作れた最後の車だと言われるアルフェッタ。
・マトラ(ルノー)が作りたい車を作れた最後の車かもしれないアヴァンタイム
こういうビジネス的には失敗でも、しっかりとしたコンセプトのある車が好きなんですね。


アヴァンタイムは「へんてこな車」と見られがちですが、リアルコンセプトカーの名に恥じない
しっかりと芯(コンセプト)のある至極まっとうな車でした。


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