「原点」と「頂点」

私と息子のテニスレッスン日記が中心です。あと、子育ての事、キャンプの事、そして車(メガーヌR.S. CUP-S、ミニ ジョン・クーパー1000)の事も時々。

今年もブリスベン国際で2015年シーズンの錦織君の活躍を占う?!

2015年シーズンの愛器「BURN」を使っていましたね!(^^ 

既にこのラケットの人気が凄いそうですね〜。

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さて、錦織君の状態も悪くなかったですが、ラオニッチの気合い(気迫)は凄かったですし、強かったですね!(^^

 

ラオニッチの「外に追い出してフォアハンドのダウンザライン!」が面白いように決まりますし、2014年全米OPENを取ったチリッチのように、迷い無く一気に攻撃していて、今年は更に強くなっているなと感じました。

 

錦織君も2セット、3セット目、どちらのタイブレークにもチャンスがありましたが、ともに折角何とか展開から作ったチャンスボールをロングアウト・・・。

 

タイミング、コースに余裕があり過ぎて、珍しく一気に踏み込めずに、前に動きながら打ってしまったのでロングになったように思います。

 

ここの勝負所を逃してしまっては、今のラオニッチには勝てないという事なんでしょうね。

 

まあ、その辺りは錦織君自身「ミス待ちになってしまった部分もある。」と自己分析済みで、周囲がごちゃごちゃ言う事でもないでしょう。

 

それでも、全豪の準備という位置づけの中でBest4に入ってしまうのですから、この当たり前に強い所は流石「世界No.5の男」ですね。凄いです。

 

 

今年もブリスベン国際で2015年シーズンの錦織君の活躍を占う?!

 昨年はブリスベンでのテニスの衝撃を受けました。その時の記事が以下のもの。

 

久しぶりに読み返してみると、結構当たってた? などと思ったので、無謀にもテニスファン、錦織君ファンとして今年の活躍も占ってみようかと・・・(^^;;

 

2015年シーズンのポイント

本人も2014年シーズン後にインタビュー等で語っていたように「挑戦者から、挑戦される立場になって、どうメンタル、プレッシャーをコントロールできるか。」という部分だと思います。

 

ブリスベン後の「身体は強くなっている。手応えあり。」というコメントは表向きであって、既にそこの課題はある程度クリアしていて、本当の課題は立場の変化をどうコントロールするかだと認識しているのではないでしょうか。

 

 

~ラオニッチ戦いを振り返る~

今回のラオニッチとの戦いぶりを見ていると、まだ100%のゾーン状態、挑戦状態では戦っていない印象です。

 

おそらく、意図的に100%の必死さで戦っていなくて、がっちりサービスゲームをキープすることを課題として設定していたように感じます。

 

2度程、ギアを上げてブレイクを仕掛けていましたが、それでもどこか冷静で、無心のゾーンではなく、通常のメンタルコントロール下におけるテニスをしていたように見えました。

 

それでも地力が底上げされた分、十分に戦えていて、あの状態の良いラオニッチでさえブレイクさせずにサービスゲームを全てキープしていました。

 

反面、やはりリスクを上げて、ギアを上げていく戦い方をどこで出すか?が難しく、以前のように1戦1戦全力で行くのではなく、先を考えてしまうと、迷い無く捨て身では行けないのかもしれませんね。

 

でも、この「世界5位」から先に進むには、昨年のような我武者羅な挑戦者モードに戻るのではなく、ある意味の横綱相撲、横綱テニスができるようにならなくてはいけないのかと想像します。

 

例え、相手がトップ10選手であったとしても。

 

横綱テニスとは

5位と言うランキング的には「ジョコビッチフェデラーナダル、バブリンカ」以外には常に勝たなければならないと考えると・・・恐ろしい事ですよね・・(^^;;

 

更に、1戦のみで考えると、100位以内の選手は皆相当に手強くて強い。ちょっとでも隙があれば、一気にもっていかれてしまいます。

 

そこを、ほぼ勝ち続けるには体力よりも、精神的に疲弊、消耗しないよう、「少しでも楽に勝てるような空気、流れを作る。」という部分が必要ではないでしょうか。

 

要は「神通力!」(^^

 

最近の横綱であれば「貴乃花朝青龍、白鳳」などにゆっくり仕切られ、時間をコントロールされるだけで相手は冷静ではなくなり、更に正々堂々意外の相撲は取り辛い。

 

ちょっと前の野球なら横浜ベイスターズのクローザー佐々木投手が阪神戦で出てくれば「あ〜もう終わった。」と言う感じで、打ち崩すイメージが全く湧かない・・・。実力もさることながら、完全に名前負けの部分もあり。初球ど真ん中のストレートで楽に1ストライク取れる。

 

肝心のテニスで言うなら、フェデラーなんかは「この辺り」が非常に上手かったように思います。

 

例えば相手の渾身のナイスショットをコーナーにズバン!と突き刺さる切り返しでさらりとエースを奪ってしまい、単なる1ポイントではなく、精神的なダメージを与える、勝てないと思わせるような仕掛けをしているように思います。実は、リスク覚悟で(一か八かで)放ったショットであっても「余裕よ。」みたいな。

 

錦織くんも、確かフェデラーとの初対戦の最初のサービスゲームでは自分の良い形で40-0まで持っていきながら、ここから「神通力」であっさりブレイクされ、そこからは・・・例の展開に・・・。

 

 

だらだらと長くなりましたが、

 

  • 相手に「コイツには勝てない」と思わせる何か。
  • 圧倒して「戦意喪失」に持ち込む何か。
  • 相手に無理をさせて「自分を見失わせる」何か。

 

本当の地力の差だけの勝負でトップ20、いやトップ10の選手達に勝ち続けようとすると、きっと心が持たないので、過去の名選手のようにここは勝ち易く持って行く。

 

これまで、格上の相手(相手が少し舐めている?)に対して、ストローク戦でガツンと突き上げて「あれ、こいつ強いぞ。やばいぞ。」と思わせる事は大得意。

 

試合展開の駆け引きは抜群に上手い錦織くんなので、立場を変えた駆け引き、演技を覚えれば、もう少し楽にメンタルをコントロールできるような気がします。

 

いや、駆け引きというよりは、「相手を一気に叩き潰す気迫!(または不気味さ。)」が必要なのかもしれません。

 

もう、堂々と王者のメンタリティーでガツンと行けば良いのですね、きっと。

 

真正面から受けに回り過ぎないように、攻めどころを見逃さないように、ここの余裕(自信と自覚)が必要な気がします。

 

 

神通力に通じる「何か」とは何か?

では、その神通力、王者のメンタリティーを体現する術である「その何か?」とは具体的に何なのか?

 

それはQFの「トミック戦(6-0、6-4)」に 答えがあるように思います。

つまりは、涼しい顔でくり出す「スーパーショット!」かと。

 

もう少し言えば、例えリスクを冒してでも「スーパーショットを何度か連続させる事。」かと思います。

 

そうする事で、相手選手はあたかも全てがそのレベルだという錯覚に陥り、「次元が違う」ときっと自分を見失い、迷いが生じるのではないでしょうか。

 

普通のレベルならスーパーショットを打っても同じ1ポイントなので、むしろリスクが大きくメリットが少ないので意味は無いです。

 

しかし、この「挑戦される側」の人間にとっては、これを常時しかける術のようなものが必要で、自分の形を持っておく必要があるのかも。

 

錦織君ならストローク戦からコート内に入ってのフォア、バックのエースは十分に相手の脅威になる(※「何か?」の部分になる)ショットですが、それに加えて更にいま必要なのは・・・リターンエース!!!???

 

ブレイクを仕掛ける前の仕込み(布石)として、相手にキープされるにしても2ndのコースを絞って早めにリターンエースを何本か決めておくと、ボディーブローのように効いてくるのでは???

 

サーブの強化対策は公言して進んでいるようですが、そっち(リターン)もやってそうですよね?

 

トミック戦では、そこも十分に発揮され、機能していました。最高の形かと。

 

 

2015年シーズンの活躍は? きっと、世界5位からのランクアップ!

全豪でどうスイッチが入り、経験値(知)にするかで変わってきそうですが、あとはこのトミック戦のような神通力をラオニッチのようなビッグサーバーや、トップ10選手相手にも出来るかどうか。

 

特にビッグサーバーに対する戦い方が2015年シーズンのポイントかと。ブレイク率も高くリターンは上手いですが、ビッグサーバーに対しては結構苦労している印象です。

 

単調な試合展開はどうしてもリズムが作れないので、布石となるポイントを序盤に仕込んでいって、ジワジワと崩していくような盤石な展開。

 

実力が近くても構え過ぎず、受け過ぎず、慎重になり過ぎず、「挑戦者モード → 叩き潰すモード」に変換して、やれるかどうか!?

 

そういう意味ではラオニッチ戦での敗戦は大きな糧になり、今後の良い材料になったと思いますので、2015年シーズンは5位以上!に行く気がします!(^^

 

普通は序盤戦は苦労してランキングが下がるのだと思いますが、非常に頭の良い選手なので、このブリスベンで質の高い経験を積んだように想像してしまいます。

 

世界5位以上というのは、とてつもなく高いハードルで、大き過ぎる期待だと思いますが、それ位の内容のテニスと考えを持った選手になりつつあると思いますので、ファンとしてその成長過程を含めて応援していきたいと思います!(^^