「原点」と「頂点」

私と息子のテニスレッスン日記が中心です。あと、子育ての事、キャンプの事、そして車(メガーヌR.S. CUP-S、ミニ ジョン・クーパー1000)の事も時々。

激闘!感動!錦織 vs ベルダスコ(2017年全仏オープンテニス4回戦)

か、勝ちましたね!!!(^^ 

 

そして、久しぶりに錦織選手らしいゾクゾク、ワクワクするファンタスティックなテニスに感動しました!

 

「挑戦する側」から「挑戦される側」への進化過程

ジョコビッチを敗って準優勝した全米オープンフェレールに完勝したツアーファイナルなど、「ゾーンやスーパーゾン?」に入る事が多かったのが2014年シーズン。

 

一般的には意図的にゾーンに入るのは難しいと言われる中、「錦織選手は『ゾーンに入れるコツ』を知っているんだな。」と思いながら観戦し応援していました。

 

そこから2015年、2016年、2017年シーズンは挑戦される側のトップ選手として安定的に勝って行く必要性があり、平常時の「テニス力(技術)の差」でトーナメント中盤まで勝ち続けるよう、自力の底上げをしてきたのかなと思います。

 

実際、ずっとTOP10をキープし、ツアーファイナルの常連という超人的な偉業をクールに達成してきているのですが、厄介な事に「ゾーンに入って圧倒する芸術的かつ破壊的なテニス」を知ってしまっているファンからは、(この偉業にも関わらず)どこか物足りない印象を持たれてしまうという皮肉・・・。

 

しかし、これは結果だけを見ての事ではなく、期待と愛情の裏返しなんだと思います。

 

錦織選手には「伸び伸びと心底テニス(勝負)を楽しんで欲しい!」といった一種の親心的なものだとも思います。

 

また、本人もフィジカル的な問題を抱えた中で「安定的に勝つテニス」と「攻撃的に倒しに行くテニス」のスイッチの切り替えに苦しみ、イライラする事が増えて来ているのかなとも感じます。

 

2017年ベルダスコ戦を振り返って

思い返せば、昨年(2016年)全仏3回戦でのベルダスコ戦は「6-3、6-4、3-6、2-6、6-4」という死闘。

 

3セット目からベルダスコのフォアハンドとドロップショットとサーブが爆発し、防戦一方の展開の中、何とか一瞬の隙を突き、勝ちきったテニスだったと記憶しています。

 

 

打って変わって2017年のベルダスコ戦は1stセットまさかの「0-6」。

 

もう棄権が頭をよぎっていましたが(すみません)、ここからが凄かったですね。

 

特に印象的だったのはバックハンドのジャックナイフをミスヒットした際にも発していた「あっし〜(足)!!」という怒りの雄叫び。

 

兎に角、ポイントやゲームカウントの駆け引きよりも、『1球1球足を動かして打点に入る事だけ!』ここに集中しているように見えました。

 

こういう心理的なアプローチこそ「ゾーンに入るコツ」だとド素人ながら思っているのですが、表情を見ても、「久しぶりに来たか!?入ったか!?」と期待させるものがありました。

 

相手のバックハンド側を上手く攻めたり、リターンが合ってきたりと勝因はいくつかあると思いますが、「セカンドサーブの深さ」が一番の勝因だったのではないかと思いました。

 

いわゆるゾーンに入って冷静に攻撃的なテニスをしている時の錦織選手はセカンドサーブがファーストサーブ以上にピンポイントで深い!

 

ほぼサービスライン際、内側1〜2球にコントロールされています。

 

一度、センターに打った1stをフォルト判定されて、意地になって同じコースにDFしたのと、中途半端な浅いセカンドを叩かれた事があっただけで、後は相当質の高いセカンドサーブを打てていたように思います。

 

2015年だったかな? フリーポイントを狙わず、1stサーブはスピードを落とし気味に確率とプレースメント重視で、セカンドをしっかり深くコントロールという事を丁寧にやっていたと思いますが、それをいとも簡単にやってのけているように見えました。

 

サーブもストロークも相当に良いフィーリングがあったのでしょうね。

 

久しぶりに「この感覚」を味わたたのではないでしょうか?

 

苦しんで自力を付けてきたここ数年のテニスに、あのテニスの感覚が合わさってくれば、また一段と進化した錦織選手が見られるのではないかと期待せずにはいられません!

 

とは言っても、調子のアップダウン、体調の問題、そして次戦のNo.1マレー始め、そうそうたるメンツばかりなので、簡単ではないでしょうが、今回のように1球1球を楽しんで欲しいなと応援しています!(^^

 

 

 P.S.

 個人的には今回のウェアが過去一番かっこ良かったです!

 

モッズっぽいスグリーンのショーツが似合ってますし、少しタイトに短くなってスタイリッシュになった??? それとも下半身の筋肉がついたのかな?